仮想通貨が1時間でわかる本 阿部 悠人 ⑥ハードウェアウォレットについて
仮想通貨の保管場所として、さらにセキュリティ面で強力なハードウェア
ウォレットがある。
どういうものかというと、外部デバイスで、PCに接続していないときは、
コールドウォレット、オフラインのため不正アクセスをうけないので
安全性が高い。
外部デバイスと言ってもUSBほどの大きさからせいぜいスマホサイズ
なので持ち運びも便利。
ハードウェア内にウォレット機能があるわけではなく、機器内部に
仮想通貨が保存されるわけではない。
仮想通貨のアドレスにアクセスするための「秘密鍵」が保存されている。
注意しなければならないのは、機器によって対応できる仮想通貨が
限定されること。
サービス機能も機器によって違うので使い勝手のいい機種を選びましょう。
■ハードウェアウォレットの比較
・CoolWallet S(クールウォレット・エス)
台湾のCoolBitX社が販売するハードウェアウォレット。カード型。
・Digital Bitbox(デジタル・ビットボックス)
スイスのShift Devices AG社が販売するハードウェアウォレット。安い。
・KeepKey(キープキー)
スイスのShapeShift社が販売するハードウェアウォレット。
画面が大きく、操作しやすい。
・Ledger Nano S(レジャー・ナノ・エス)
フランスのLedger社が販売するハードウェアウォレット。
対応する通貨が多い。
・TREZOR(トレザー)
チェコのSatohiLabs社が販売するハードウェアウォレット。