仮想通貨が1時間でわかる本 阿部 悠人 ⑧仮想通貨の種類 その2
■カレンシー型仮想通貨
2008年「サトシナカモト」が公開した論文によって、有志のプログラマーが
実現に向けて開発。
発行枚数は2100万枚と上限があり、今後認知度の向上と需要が増えること
によりさらなる値上がりが期待される。
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
2011年に開発が始められ、ビットコインに次いで長い歴史を持つ。
実用性が高く補助的な役割をしている。
ただし、最近はビットコインからハードフォークで分裂し誕生した
ビットコインキャッシュやその他の主要アルトコインに座を奪われつつある。
2013年に日本で生まれた仮想通貨。
バージョンアップを繰り返しどんどん進化を続けている。
日本最大の取引所bitFlyerが取り扱いを始めたところでさらに
知名度があがる。
「セグウィット」というシステムを採用した最初の仮想通貨。
セグウィットとは同時に多数の送金処理が可能なシステムのこと。
■匿名性仮想通貨
・モネロ(Monero/XMR)
2014年にリリースされた仮想通貨で匿名通貨と呼ばれる。
ビットコインをはじめとした仮想通貨は基本的にブロックチェーン上で
取引記録が記録されます。どのアドレスからどのアドレスにいくら送金
したかの情報がすべて公開され誰でも確認できるが、モネロは追跡できない
技術を用いており、企業間取引の際やプライバシーが守られる。
しかし闇市場など違法取引などに使われることが懸念されている。